後期研修医の声

石谷 瞭先生(365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播4年 入局)

石谷写真
 皆さん、こんにちは。365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播医学部整形外科学講座 後期研修医の石谷 瞭と申します。
私は小学生の頃から野球を続けていたこともあり、運動器に関わる「整形外科」という分野に学生時代より強い関心を抱いておりました。自身の怪我や故障をきっかけに整形外科の先生方に診察?治療していただいた経験、そして再びグラウンドに立てたことは、私にとって非常に大きな出来事でした。そのような経験から「整形外科」という分野にさらに強く惹かれ、志すようになりました。
整形外科は、骨折や靭帯損傷などの外傷はもちろん、加齢に伴う変性疾患、小児の先天性疾患、スポーツ障害、腫瘍、骨粗鬆症、さらには脊椎疾患など、非常に幅広い病態を扱う分野です。患者さんの「動く」といった基本的な身体機能の回復に直接貢献できる点に、大きなやりがいを感じています。治療によって痛みや機能障害から解放され、日常生活やスポーツ、仕事に復帰される患者さまの姿に触れるたび、この道を選んで本当に良かったと実感しています。
365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播整形外科学講座の魅力の一つとして、大学病院での高度な医療と、道内各地の関連病院での豊富な臨床経験をバランス良く積むことができる点にあると思います。大学病院では先進的な手術や研究に携わる機会があり、関連病院では外来?病棟?手術を主治医として幅広く経験できるため、若いうちから実践的な力を身につけることが可能です。
また、指導体制も非常に整っており、日々の診療や手術で迷った際には、同じ施設の上級医に限らず、他施設で勤務する先輩方にも気軽に相談できる環境が整っています。私自身、臨床で壁にぶつかった際に、常に親身になってサポートしてくださる先輩方に支えられており、この教室の温かい雰囲気を日々実感しています。
さらに、学会発表や論文執筆などの学術活動に対する支援も充実しており、臨床だけでなく研究にも積極的に取り組むことができます。知識や技術を深め、整形外科医としての幅を広げられる環境が整っていることも、当講座の大きな魅力の一つです。
日本整形外科学会ではスポーツ大会も毎年開催されており、当講座では野球部やサッカー部が北海道予選を経て本戦出場、そして優勝を目指して活動しています。私自身も野球部に所属しており、今も大好きな野球を続けられることに大きな喜びを感じています。
整形外科という分野に少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ一度当講座を見学にお越しください。実際の現場の雰囲気、熱意ある指導医の先生方、そしてこれから共に学び働くかもしれない仲間たちの姿を通して、当講座の魅力を肌で感じていただけることと思います。
皆さんと共に働ける日を、心より楽しみにしております。

加賀 飛雄馬先生 (365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播5年 入局)

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私は4年制の大学を卒業後に整形外科医になりたいという目標を叶えるために医学部に再入学しました。整形外科医を志すようになったきっかけは、1つ目の大学在学中にスポーツ中の事故が原因で頚椎の手術を受けたことでした。術後、後遺症もなくスポーツに復帰することができた経験から整形外科医に魅力を感じ、志すようになりました。

医学部卒業も近づいた頃、志望科は決まっていたものの、将来像のイメージがわかず、研修先については決めかねていました。ある病院に見学にいった際、整形外科の先生が私の所属していた1つ目の大学と交流があり、私の恩師や頚椎手術の執刀医などの話題で盛り上がりました。このことに縁を感じ、札幌医大整形外科の関連病院であるその病院を初期研修先として選び、整形外科医としてのいろはを学ぶこととなりました。その後、次々と新しい縁に恵まれ、徐々に将来像がイメージできるようになり、導かれるようにして札幌医大整形外科への入局を決めました。

そして後期研修が始まりました。私は他大学出身であり、入局時の年齢も30歳を超えていたこともあり、うまく研修を積んでいけるのかと不安に感じていました。後期研修1年目は大学病院で、変性疾患?腫瘍?サルベージ手術など専門性の高い症例を中心に、診察技術の習得やプレゼンテーションスキルの向上、学術活動への参加などを経験しました。最終的に、当初の不安は杞憂であったと感じるほどに充実した1年間となりました。

後期研修2年目では市中病院に配属となり、自身が主治医として外傷を中心とした外来や手術に携わり、上級医の指導のもと、着実にスキルを習得していくことができました。そして3年目は子ども病院での勤務となり、麻痺性疾患の足部変形に対する手術やペルテス病の患児の長期入院管理などを経験し、今までとはまた異なった分野で研修しています。

学生?研修医の頃には明確にイメージすることができなかった当教室研修プログラムの理念である「V字型整形外科医を育成すること」の意味を今になってわかるようになり、とても良い研修環境に身を置いているのだと実感しています。

今後も、置かれている環境でベストを尽くすことが自分の成長につながると信じ、日々精進したいと思います。この文章を読んでくださった皆様と将来、何かの縁で繋がることがあればとても嬉しく思います。

松本 樹京先生 (365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播6年 入局)

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こんにちは。365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播整形外科学講座 後期研修医、現在医師4年目の松本樹京と申します。初期研修は函館五稜郭病院で行い、大学での研修を経て現在はKKR札幌医療センターで勤務しています。

整形外科に興味を持ったきっかけは、大学時代のクリクラでした。初めて見学した人工股関節全置換術(THA)。ダイナミックな手術に唖然とし、その迫力とスピード感に圧倒されたことを今でも覚えています。初期研修で進路に悩んだ時期もありましたが、決め手となったのは、外科医としての格好良さと気さくさを兼ね備えた先生方の存在です。整形外科には、フランクな雰囲気の中にも手術に対して真剣に向き合う姿勢があり、そのバランスの良さに自然と惹かれていきました。

整形外科は、初診から手術、フォローアップまでを一貫して担える分野であり、内科と外科の“いいとこ取り”ができる診療科だと感じています。救急車で運ばれてきた患者さんの手術を行い、歩けるようになった患者さんから「先生、ありがとね」と言われたとき、「この道を選んで良かった」と心から思える瞬間です。

整形外科の魅力は、関わる分野の幅広さにもあります。手?肘?肩?脊椎?股?膝?足といった部位別の専門性に加え、外傷?腫瘍?小児整形?スポーツ整形など、入局後も進む道が無数に広がっています。さらに365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播では、神経再生医療やロボティックサージャリーといった最先端の研究?技術にも実際に触れることができます。

当講座は2023年に寺本教授が第4代教授に就任し、2025年にはスポーツ医学講座も新設されるなど、講座全体が若返り、次世代の育成に力を入れている今まさに”熱い”医局の一つです。手術件数も多く、学会発表?論文作成へのサポートも充実しており、診療?教育?研究の全てでバランス良く成長できる環境が整っています。

整形外科は、AIでは決して代替できない「人の手」と「判断力」が求められる領域です。この先も社会に必要とされる、誇りある仕事だと私は信じています。

少しでも整形外科に興味を持たれた方は、ぜひ一度、365bet体育投注_亚博足彩app-官网|直播整形外科学講座に見学にいらしてください。魅力ある先生たち、確かなやりがい、多様な未来の可能性、そして美味しい北海道のご飯とお酒がきっとあなたを待っています!